「Macで動画を作ったのに、DVDに焼けなくて困っている」
そんなお悩みを、このページで一発解決します。
MacでDVDを焼きたい方の目的はさまざま。
- 子供のイベント動画を親戚に配りたい
- 思い出の映像を家庭用プレイヤーで再生したい
- 大量のデータや写真を保存しておきたい
- 動画編集した映像を納品用にDVDに焼きたい
でもMacのDVD焼き、2025年の今は思ったより難しい…
Apple純正のソフトでは「家庭用プレイヤー用DVD」を焼けません。
しかも、最新のMac(M1/M2/M3)では対応ソフトや外付けドライブにも注意が必要。
そこでこのページでは:
- 初心者向け|無料でとりあえずDVDを焼く方法
- 品質重視|高画質なDVDを作る方法
- データDVD・ISO・Blu-rayなど特殊なニーズ対応
- 失敗しないための注意点
をステップごとに完全解説。
さらに、DVD書き込み代行サービスの情報も紹介します。
どんな目的の方でも、この記事を読めば「あなたに最適なDVD焼き方法」が分かります!
- はじめに|「MacでDVD焼く」と言っても目的は人それぞれ!
- MacでDVDを書き込む基本の流れ|初心者向け最短ステップ
- DVD-Videoを作る|家庭用プレイヤー再生用の焼き方
- データDVDを作る|ファイル保存・配布用の焼き方
- ISOファイルをDVDに書き込む方法
- Apple Silicon(M1/M2/M3)MacでのDVD焼きの注意点
- 大容量ディスク(DVD+R DL)や複数ディスクの焼き方
- 動画編集からDVD焼きまで一括でやりたい場合
- 書き込みエラー・再生エラーの解決法【トラブルシューティング】
- どうしてもうまくいかない時は?DVD書き込み代行サービスの活用
- FAQ|Mac DVD書き込みに関するよくある質問
- まとめ|MacでのDVD書き込みは手順を押さえれば誰でもできる!
はじめに|「MacでDVD焼く」と言っても目的は人それぞれ!

「MacでDVDを焼く」と一言で言っても、人によって目的はさまざまです。
目的 | 具体例 |
---|---|
DVDプレイヤーで動画を再生 | 家庭用テレビで思い出映像を見る/親戚に配布 |
データ保存・配布 | 写真・書類・動画のバックアップ/納品データ配布 |
ISO書き込み | ダウンロードコンテンツやOSインストールメディア作成 |
音楽CD/DVDオーディオ | CD作成/DVDオーディオ化 |
また、2025年現在では:
- Apple Silicon(M1/M2/M3)搭載Mac
- 最新macOS( Sequoia)
などの技術的制約もあり、単純に昔のやり方では通用しなくなってきています。
「昔はできたのに、今はできない」って声が本当に多いんです。
ですから、この記事では「あなたの目的別」に最適な方法をナビゲートしつつ、エラー対策や代行サービスも含めた解決策を紹介していきます。
MacでDVDを書き込む基本の流れ|初心者向け最短ステップ
まずは、DVDを書き込む基本の流れを把握しましょう。
初心者の方でも迷わないよう、たった3つのSTEPにまとめます。
必ずあなたにあった方法が見つかります。
Step 1. 目的に応じたDVDの種類を決める
「DVD」と一口に言っても、用途によって2種類に分かれます。

種類 | 特徴 | こんな人向け |
---|---|---|
DVD-Video | 家庭用DVDプレイヤーで再生できる | 思い出映像・イベント・プレゼント |
データDVD | パソコンや一部のプレイヤー用。ファイル保存向け | 写真・書類・動画ファイルの保存・共有 |
「プレイヤーで再生したい」のか「保存したい」のか、ここを最初に決めましょう!
Step 2. 必要な機材とソフトを選ぶ
2025年時点のMacでは、内蔵DVDドライブはありません。
したがって、必ず外付けDVDドライブが必要です。
推奨ハードウェア
- 外付けDVDドライブ:amazonで買えるおすすめDVDドライブ
- 空のDVDメディア:ケース付きでおすすめのDVD-R
このあたりが安心できる製品です!価格は時期によって変動するので一度チェックだけでもしてみてください。
推奨ソフトウェア(無料&有料)
奨励ソフトウェアを紹介します。
これは、DVDプレイヤーで再生できるDVDディスクを焼く(DVD Video形式)際に必要なソフトウエアになります。対象以外の方(DVDデータ形式)は、記事の下の方で解説してあります。そちらをご確認ください。
ソフト | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
Burn | 無料 | 日本語非対応 |
DVDStyler | 無料 | メニュー作成・5分間までは書き込める。 |
DVD Memory | ¥4,980〜 | たった3クリックで直観的にDVDができます。 |
Burnは、ネットで多くの方が無料で使えるソフトと言っていますが。
わたしは使えませんでした。様々な警告が出て怖くてダウンロードから進めませんでした。なのでおすすめはできません。
DVD Stylerは、実際に書き込みが出来ました!2023年までは普通に使えたのですが、私のブログの読者さんからの報告では、5分以上の動画は書き込みができない。や、クラッシュすることが多い。(日本語のタイトルの場合?)など様々な意見をいただいております。
結局、書き込みソフトは有料の物が一番だということで結論が出ました。
DVD Memoryは、機能としてはかなりシンプルで無駄なものが一切ないので簡単にDVDを焼くことができるのでおすすめです
\Mac版とWindows版があるのでお間違えなく!/
Step 3. 動画ファイルの準備(形式・解像度)
動画ファイルも、書き込む前に最適化しておくと成功率&画質がアップします。
最適なファイル形式
- 動画形式:MP4(H.264)
- 音声形式:AAC
- 解像度:1080pまたは720p
特にiPhoneで撮影した4K HEVC(10bit)動画は注意。
そのまま書き込むと音ズレや再生エラーが頻発します。
そもそもDVDは、4K未対応です。
HandBrakeなどの無料ソフトで「H.264/AAC」に変換すると安心です!
ビットレートの目安
- 推奨: 8〜12Mbps
- 15Mbps以上:意味がない&処理が重くなる
準備ができたら、いよいよ用途別の具体的な書き込み方法へ進みましょう。
次の章では、あなたの目的に合わせた詳しい手順を紹介します!
DVD-Videoを作る|家庭用プレイヤー再生用の焼き方

「DVD-Video」とは、テレビや家庭用DVDプレイヤーで再生できるディスクのこと。
Macで作る場合、データDVDとは手順も注意点も全く異なります。
→ それ、DVD-Video形式で焼いていないのが原因かも。
無料ソフトでDVD-Videoを作る方法【コスト重視】
「とにかくお金をかけずに家庭用プレイヤー用DVDを作りたい」という方は、BurnまたはDVDStylerがおすすめです。
① Burn(完全無料・シンプル操作)
- Mac対応:Intel/Apple Silicon両方
- メリット:操作が簡単・初心者向け
- 注意点:画質や機能は最低限
使い方:
- Burnを起動し、「Video」タブを選択
- 動画ファイルをドラッグ&ドロップ
- 「DVD-Video」を選び、書き込み開始
手軽に焼ける反面、ビットレートの調整やメニュー作成はできません。
わたし個人としては、操作ができませんでした。エラーや忠告メッセージがたくさん出たので、こわくてダウンロードから進めませんでした。なので個人的にはおすすめできません。
② DVDStyler(無料・メニュー作成可)

- Mac対応:Intel/Apple Silicon両方(要最新バージョン)
- メリット:メニュー・字幕・チャプター作成可
- 注意点:やや操作が複雑・古いバージョンはエラー頻発
使い方:
- DVDStylerを起動
- 新規プロジェクト作成(NTSC/16:9 推奨)
- 動画ファイルをドラッグ&ドロップ
- メニュー・チャプターを設定(不要ならスキップ可)
- 書き込み開始
注意: 旧バージョン(2.9.4以前)だと「メニューから動画に進まない」エラーが出ることがあります。
他にもエラーが高確率で出る箇所があります。対処法までまとめてみました。

こちらの記事で詳しく解説してあります。ご参照ください。
有料ソフトで高画質DVDを作る方法【品質重視】

「時間がない!結婚式に間に合わないから失敗したくない」「簡単に焼ける方法で焼きたい」
そんな方には、DVD Memoryをおすすめします。
メリット
- Apple Silicon完全対応(M1/M2/M3)
- 高画質をSD画質に最適ダウンスケール
- 直感的なUIで操作が簡単
- メニュー・字幕・チャプター作成が可能
基本操作
- ソフトを起動し、動画ファイルを読み込む
- 必要に応じてメニュー・字幕・チャプターを設定
- 「NTSC」「16:9」「高画質」を選択
- 書き込み速度:**2x〜4x**推奨(高速だとエラー率UP)
- 書き込み開始
無料ソフトの約2倍のスピードで処理でき、画質も比較にならないレベルです!
そんな諸々のお悩みをすぐに解消してくれるのが有料ソフト!ありがたい!
こちらの記事でさらにくわしく解説してありますのでご確認ください。

字幕・メニュー付きDVDの作成方法
Burn:対応なし(最低限のDVD-Videoのみ)
DVDStyler:.srt字幕ファイル対応/メニュー作成可
DVD Memory:字幕・メニューともにGUIで簡単に設定可能
字幕やメニューを作るなら、最初からDVDStylerかDVD Memoryを選びましょう。
結婚式で使用する動画は、一般的にはというよりか。。98%以上はメニュー付きのDVDは使えません。これはデータがあるわけではないのですが。。DVD書き込み専門店として多くのお客様の結婚式での条件を聞いています。そこでほぼほぼいわれることが3点あります!
- メニューやチャプターわけは禁止。
- 一枚のDVDには一動画だけにしてください。
- 動画の前後には5秒間の無音で黒い画像を挿入してください。
なので、結婚式でつかうプロフィールムービーや生い立ちムービー。または、余興のムービーは必ず、メニューなし!1動画 1枚のDVDにする。そして、動画の前後5秒間は無音・黒い画面になるように編集しておく。このことをお忘れなく。
書き込み速度と画質の最適設定
重要:高速書き込み(8x以上)は推奨しません。
- 推奨速度:2x〜4x
- ビットレート: CBR 7,500〜8,500kbps(ソフトで自動設定可)
特に家庭用プレイヤーで再生する場合、低速での書き込みが成功率99%です。
速度を上げると、ディスクの互換性エラーが急増します。遅い=安全と覚えておきましょう。
さらにいうと動画の長さも重要です。
1動画が30分を超えると予期せぬエラーが起こる確率がすごくあがります。これは、感覚的な話でしかないのですが。。本当に謎のエラーが増える傾向があります。なので、DVDはあまり長い動画を焼くのは控えたほうが安全かもしれません。完全に個人の考えでもうしわけないです。
次のステップ
これで、DVD-Videoの作り方の基本は理解できたと思います。

もっと詳しい情報は上記の記事にあります。

次は「データDVD」を作りたい方や、ISOファイルの焼き方について詳しく解説します。
データDVDを作る|ファイル保存・配布用の焼き方

「動画や写真をDVDメディアに保存したい」という方も多いでしょう。
家庭用プレイヤーでの再生は不要で、バックアップや親戚・取引先への配布が目的の場合は、データDVDを作ります。
クラウドで共有ができない場合は、USBメモリに入れて配布することがありますが。たくさん配布するとなるとコストもかかるのでDVDにデータを入れることって場合によっては便利です。
ここでは初心者でも簡単にできるMac標準機能(無料ソフト・無料アプリ)と、より柔軟な方法を紹介します。
Finderで作る方法(最も簡単)
最も簡単なのはFinder(ファインダー)を使った方法です。
もう絶対これがおすすめ!!
手順:
空のDVDをドライブに挿入
Finderで新規ウィンドウを開く

保存したいファイル/フォルダをドラッグ&ドロップ

Finder上部メニューから「ファイル」→「ディスクに書き込む」を選択

書き込み速度を選び(推奨:2x〜4x)、「書き込み」をクリック
データDVDはほぼ全てのMac・Windows PCで読めます。
ただし、家庭用DVDプレイヤーでは読み込めません。
ディスクユーティリティを使った方法(細かい設定が可能)
もう少し柔軟に作りたい場合は、ディスクユーティリティを使いましょう。
手順:
- ディスクユーティリティを起動
- メニューから「ファイル」→「新規イメージ」→「ディスクイメージからフォルダ」を選択
- 保存したいフォルダを指定
- 作成した.dmgまたは.isoファイルを右クリック →「ディスクに書き込む」を選択
この方法なら、WindowsやLinuxとの互換性を考慮したISO形式でも作成できます。
大量のファイルを整理したい場合や、将来別のPCで読み込む可能性がある場合はISO形式が無難です。
Windows/Androidとの互換性と注意点
データDVDをWindowsやAndroidで読み込む場合、次の点に注意しましょう。
- ファイルシステム:ISO 9660(標準)またはUDF
- 長いファイル名:一部古いプレイヤーではエラーの可能性
- 特殊文字:記号や絵文字入りファイル名は避ける
特に大容量の動画ファイルやApple ProRes形式は、古いWindowsやプレイヤーで未対応の場合があります。
動画なら「.mp4」音楽なら「.mp3」画像なら「.jpg」など、汎用形式のファイルを保存するのがおすすめです!
次のステップ
これでデータDVDの作り方も理解できたはずです。
次はISOファイルの焼き方について解説します。
これを覚えれば、より高度なバックアップや配布ができるようになります!
ISOファイルをDVDに書き込む方法

ISOファイルとは、DVDやBlu-rayなどのディスク内容を丸ごと一つのファイルにしたもの。
バックアップ用や、OSインストーラー・ゲーム・大容量データ配布に多く使われます。
「ISOって難しそう…」と思うかもしれませんが、Macなら実はとても簡単です!
macOS標準機能での書き込み
最新のmacOS(Sonoma以降)でも、ISOファイルの書き込み機能は標準で用意されています。
重要:ISOファイルを準備する必要があります!!
手順:
- 空のDVDをドライブに挿入
- 書き込みたいISOファイルをFinderで選択
- 右クリック →「ディスクに書き込む」をクリック
- 書き込み速度(推奨:2x〜4x)を設定し、開始
特別なソフトは不要。FinderだけでISOを書き込めます。

サードパーティソフトを使う方法(特殊用途向け)
「書き込みオプションを細かく設定したい」「大容量ディスクにISOを書き込みたい」
このような場合は、サードパーティ製ソフトを使うのがおすすめです。
ほぼこの用途で使う人はいないとおもいますが、念のために。
おすすめソフト:
- Burn:ISO書き込み機能あり/無料
- Roxio Toast:高度な設定が可能/有料
Burnの使い方(ISO書き込み):
- Burnを起動 →「コピー」タブを選択
- ISOファイルを読み込む
- 書き込み速度を2x〜4xに設定
- 書き込み開始
「Burn」は無料なのにISO書き込み機能が充実。初心者にもおすすめです!
2025年7月現在は本当に使えているのかどうかはちょっと微妙です。
わたしは、使えませんでした。でも、昔からダウンロードしている人は使える。と言っています。新規はもうむりなのかな?
ISO書き込み時の注意点
ISOで書き込みをするときの注意点について解説します。
- ファイルサイズが4.7GB(シングルレイヤー)または8.5GB(DL)以内か確認
- 家庭用DVDプレイヤーではISOデータDVDは再生できない(パソコン用)
- 速度は常に低速(2x〜4x)を選ぶ
「焼いたのにDVDプレイヤーで読めない!」はISO形式の特性なので焦らなくてOKです。
というよりもISOファイルは家庭用のDVDプレイヤーでは再生ができないことをきちんと理解した上で取り扱うようにしましょう!ここを間違うとすべてがぐちゃぐちゃになってしまい。狙った機能や性能を発揮することはできません。
次のステップ
これでISOファイルを書き込む方法もマスターできました。
次は、最新Mac(M1/M2/M3)を使っている方向けに、Apple SiliconでのDVD焼きの注意点について詳しく解説します!
Apple Silicon(M1/M2/M3)MacでのDVD焼きの注意点

2020年以降のMac(M1/M2/M3シリーズ)は、これまでのIntel Macと構造が大きく異なります。
そのため、「昔のやり方」が通用しないケースが増えています。
「以前は問題なく焼けたのに、Apple Siliconにしたらエラー続出!」という相談が急増しています。
古い情報では使えるといわれていたソフトや方法では対応できなくなっているのはこのせいでしょうか?
外付けドライブの選び方(互換性)
まず最も重要なのは、外付けDVDドライブの互換性。
おすすめの条件:
- 公式に「Mac M1/M2/M3対応」を明記している製品
- USB-C接続または変換アダプタ付き
- UVC(ユニバーサル・ビデオ・クラス)対応
信頼できるメーカー:
- Pioneer(Appleユーザー定番)
- ASUS
- LG
※Apple純正の「SuperDrive」は最新Macでは使えない場合があります。
特に「安価なノーブランド製品」は避けましょう。一概にダメとはいえないけど、うまくいかない可能性が高まる。というのが正しい表現でしょか。
一部ソフトの未対応と代替策
Apple Silicon移行に伴い、未対応または動作不安定な書き込みソフトが存在します。
注意が必要なソフト:
- 古いバージョンのToast(Roxio製)
- DVDStyler 2.9.4以前
- 無料の古いオーサリングソフト(2019年以前開発)
動作確認済のおすすめソフト:
- DVD Styler:最新版はApple Silicon完全対応
- DVD Memory:Apple Silicon/最新macOSで安定動作
ソフトは必ず最新バージョンを使いましょう。旧版はMacの進化についていけません。
その他の注意点
- 最新macOS(Sonoma以降)にアップデート済か確認
- Mac Studio/MacBook Air/MacBook Proシリーズでも外付けドライブ接続が安定する製品を選ぶ
- 書き込み速度は常に2x〜4x推奨(高速は失敗率が跳ね上がります)
特にMacBook Air(M1/M2/M3)の低電力USBポートでは、バスパワー不足による書き込み失敗が発生しやすいです。
できればセルフパワー(外部電源付き)のDVDドライブを使うと失敗が激減します。
これも必ずしも!って感じじゃなくて確率の問題です。トラブル発生を減らすには上記の項目にそった機材選びをすることをおすすめします。
次のステップ
Apple Silicon Macでも正しいドライブとソフトを選べば問題なくDVDを書き込めます。
次は、「長時間動画や大容量データ」をDVDに書き込みたい方向けに、大容量ディスク(DL)や複数ディスクの焼き方を解説します。
大容量ディスク(DVD+R DL)や複数ディスクの焼き方

「長時間の動画をDVDにしたい」「高画質で保存したい」という場合、
通常の4.7GB DVD-Rでは容量が足りないことがあります。
「30分以上の動画を高画質で焼きたい」「結婚式や記念動画が長い」
こんな方は大容量メディアか複数ディスク化が必要です。
DVDは長時間の書き込みを行うと音飛びやコマ落ちが出る可能性がある。のも不思議ですよね。デジタルの世界だからあんまりそんなことなさそうなのに。DVD書き込み専門店を運営している私たちの実際に現場の肌感からするとそうなんです。
DVD+R DL(8.5GB)ディスクを使う方法
DVD+R DL(ダブルレイヤー)は、
標準のDVD-R(4.7GB)の約2倍(8.5GB)の容量を持つメディアです。
必要な条件:
- DVD+R DL対応の外付けドライブ(最新モデルの多くが対応)
- 対応ソフト
手順(Cisdemの場合):
- ソフトでプロジェクト作成 → 動画を読み込み
- 出力サイズが8.5GB以内であることを確認
- 「DVD+R DL」に対応した設定を選択
- 書き込み速度:2x〜4x(高速禁止)
- 書き込み開始
DLディスクは「プレイヤーとの互換性」に注意。
古い家庭用DVDプレイヤーでは読み込めないことがあります。
結婚式などではDVD-Rがメインで使われるのでDVD+R DLが対応可能かどうかはしっかりとプランナーさんに確認をとることをおすすめします。
複数ディスクに分割する方法
動画サイズが8.5GBを超える場合や、プレイヤー互換性を重視する場合は、
複数のDVDに分割するのが確実です。
方法1:動画編集ソフトで分割
- iMovie/CAP Cutなどで、動画を時間ごとに分割
- それぞれの動画ファイルを個別にDVDに書き込む
方法2:DVDオーサリングソフトの分割機能を使う
- DVD Memoryなどで分割設定
分割時はチャプター(シーン)ごとに区切ると見やすくなります。
Blu-rayへの切り替えも検討しよう
「どうしても高画質・長時間を1枚にしたい」という方は、
Blu-ray書き込みを検討するのも手です。
条件:
- Blu-ray対応の外付けドライブ
- 対応のソフトを購入する
- 家庭用Blu-rayプレイヤーで再生
ただし、Blu-ray書き込みはコストも技術的難易度も上がるため、
「PC再生で十分」「複数DVDでもOK」という方は、無理に移行する必要はありません。
「Blu-rayにするかどうか」で迷う人向けのページも用意しています。
次のステップ
これで大容量ディスクと複数ディスク分割の方法が分かりました。
次は、動画編集とDVD焼き込みを一括でやりたい方に向けて、動画編集〜書き込みの効率的な流れを解説します!
動画編集からDVD焼きまで一括でやりたい場合

「スマホやカメラで撮った動画を編集して、そのままDVDにしたい!」
そんな一括作業を希望する方も多いでしょう。
「iMovieで編集した動画、すぐにDVDに焼けないの?」というご質問、本当に多いです。
結論から言うと、macOS標準アプリ(iMovieなど)から直接DVD書き込みはできません。
iMovieからDVDに焼けない理由
2011年にiDVDが廃止されたことで、AppleはDVD書き込み機能をmacOSから削除しました。
そのため、iMovie → DVDへの直接書き込みは不可能です。
でも安心してください。少し手間をかければ可能です!
動画編集とDVD焼き込みの効率的な流れ
ステップ1:動画を編集する
- iMovie/CAP Cutなどで動画編集
- 完成動画をMP4(H.264)形式で書き出し(推奨:1080pまたは720p)
ステップ2:DVDオーサリング&書き込み
- 無料ソフト: Burn/DVDStyler
- 有料ソフト: DVD Memory(おすすめ)
おすすめのワークフロー(具体例)
- iMovieで動画編集 → MP4形式で書き出し
- DVD Memoryに読み込み → チャプター/字幕設定
- 書き込み速度を2x〜4xに設定 → DVD作成
この流れなら高画質・高成功率でDVDを作れます!
注意|動画ファイルのビットレートと解像度
家庭用プレイヤーの最大対応解像度:720×480(NTSC)
そのため、4K動画をそのまま焼くと音ズレや再生エラーが発生します。
書き込み前に必ず1080pまたは720pに変換しましょう。
「元動画は4Kでも、DVDはSD画質に最適化」が鉄則です。
4K動画はDVDにはやけません!HDも画質の劣化をさけられません。DVDのスペック自体が低いので本当にこれはどうしようもありません。
次のステップ
これで動画編集からDVD焼き込みまでの流れが理解できました。
次はよくあるエラーやトラブルの解決法について詳しく解説します。
書き込みエラー・再生エラーの解決法【トラブルシューティング】

「DVDを書き込んだのに再生できない!」
「書き込み途中で止まってしまう!」
こんなトラブルの相談は本当に多く寄せられます。
ここでは初心者がつまづきやすいポイントと解決策を詳しく解説します。
ちょっとした設定ミスや機材の相性がほとんどの原因です。焦らなくて大丈夫!
よくある書き込みエラーと対処法
エラーの種類 | 原因 | 解決策 |
---|---|---|
書き込みが途中で停止 | ドライブの不良/電力不足 | セルフパワー(外部電源付き)のドライブを使う |
書き込み速度エラー | 高速設定(8x以上) | 2x〜4xに落とす |
メディア未対応 | 古いドライブやソフト | DLメディア使用時は特に最新機材を使用 |
安価なDVD-Rやノーブランドドライブはエラー率が高いので避けましょう!
再生エラーとその対処法
- プレイヤーがDVDを読み込まない: DVD-Video形式で焼けていない/メディア互換性問題
- 音ズレ・映像乱れ: 書き込み速度が速すぎる/元動画のビットレートが高すぎる
- メニューから動画に進まない: 古いDVDStyler使用/メニュー設定ミス
対策:
- 書き込み速度を常に低速(2x〜4x)にする
- 使用する動画をH.264/AAC形式(HandBrake推奨)に変換
- メニュー作成は最新ソフトのみ使用
基本的なこと(動画のフォーマットがそろっている場合)が出来ているのに書き込みがうまくいかないときは、書き込み速度が関係していることが多いです。ここも気を付けてみましょう。
市販DVDのコピーに関する注意
「購入したDVDをコピーして保存したい」という相談もありますが、
日本では市販DVD(CSS保護付き)のコピーは法律で禁止されています。
絶対にやってはいけません。
保護を外せるソフトやYouTubeの動画をダウンロードできることが可能とうたうソフトが販売されていますが。個人的にはなしだと思います。完全にオピニオンベースですが。。
そんなソフトは購入しないほうがいいです。
普通にDVD焼きたいだけなのにいろいろな機能がついたソフトやアプリがリリースされています。だからこそまじでDVDプレイヤーで再生できるDVDに焼くだけのソフト。シンプルな専用のソフトDVD Memoryを私は激推ししています。
どうしてもうまくいかない時は?DVD書き込み代行サービスの活用

ここまで紹介した方法を試しても、
- 「ソフトがうまく動かない」
- 「ドライブがエラーばかり」
- 「設定が難しすぎて無理!」
という場合もあります。
特に最近は、Apple SiliconやmacOSのアップデートによってソフトの不具合や未対応が頻発しています。
DVD書き込み代行サービスとは?
店舗まで足を運ぶか。メールで動画や写真データを送り、プロが最適なDVD形式で書き込んでくれるサービスです。
メリット:
- 家庭用DVDプレイヤーで確実に再生できる形式で作成
- 高画質・音ズレ防止で失敗しないプロ仕様
- メニューやチャプター、字幕のカスタマイズが可能
- 急ぎの案件にも対応(特急サービスあり)
- ソフトや機材を買うより圧倒的に安い
特に「結婚式」「卒業式」「葬儀」「記念行事」の動画作成依頼が増えています。
【ご案内】当サイトのDVD書き込み代行サービス
このブログを運営するDVD書き込み専門店DVD Paint.comでは、
Macユーザーからの書き込み依頼を専門に対応しています。
対応サービス:
- 動画 → DVD-Video作成
- 写真スライドショー → DVD化
- 短納期・大量作成にも対応
詳しくはDVD書き込み代行サービスのご案内をご覧ください。
「家庭用プレイヤーで確実に再生できるDVDを作りたい」方は、お気軽にご相談ください!
次のステップ
どうしてもうまくいかない時は、「時間を節約する」のも重要です。
次は読者から特によく寄せられる質問(FAQ)をまとめます。
疑問がすぐに解決できるセクションなのでぜひご覧ください!
FAQ|Mac DVD書き込みに関するよくある質問
Q. Macに内蔵DVDドライブはもうないの?
A. はい。2016年以降のMacには内蔵ドライブが搭載されていません。外付けDVDドライブが必要です。
Q. 書き込み速度は速い方が良い?
A. いいえ。高速(8x以上)ではエラーが増えます。推奨は2x〜4xです。
Q. BurnはApple Siliconに対応していますか?
A. 最新バージョンはApple Silicon(M1/M2/M3)とmacOS Sonoma以降に対応しています。
Q. 無料ソフトと有料ソフト、どちらが良い?
A. 無料ソフト(Burn/DVDStyler)は手軽ですが、画質や機能は制限されます。品質重視ならDVD Memoryなどの有料ソフトがおすすめです。
Q. データDVDとDVD-Videoの違いは?
A. データDVDはファイル保存用、DVD-Videoは家庭用プレイヤーで再生できる形式です。
Q. iMovieから直接DVDに焼けますか?
A. いいえ。AppleはiDVDを廃止しているため、動画を書き出してから別ソフトでDVD化する必要があります。
Q. Apple純正のSuperDriveは使えますか?
A. 一部のIntel Macでは使用可能ですが、最新のApple Silicon Macでは動作不安定または未対応です。
Q. 動画が4KでもDVDにできますか?
A. 可能ですが、書き込み前に1080pまたは720pに変換するのがベストです。DVDはSD画質(720×480)が上限です。
Q. 書き込みエラーが頻発します。原因は?
A. 主な原因は「速度が速すぎる」「メディアの品質が悪い」「古いソフトウェア」です。
Q. どうしてもうまくいかない場合の対処法は?
A. プロのDVD書き込み代行サービス(こちら)の利用を検討してください。
まとめ|MacでのDVD書き込みは手順を押さえれば誰でもできる!
この記事では、MacでDVDを書き込むための基本〜応用テクニックまでを詳しく解説しました。
最後に、もう一度ポイントを振り返りましょう。
- 目的を決める: 再生(DVD-Video)か保存(データDVD)かを先に決める
- 適切な機材とソフトを使う: 最新のMacと相性の良いドライブとソフトを選ぶ
- 書き込み速度は2x〜4x: 速さより安全性を重視
- 動画の最適化: 4K動画は必ず1080p以下に変換
- どうしても難しい場合は代行サービスを活用: 無理せずプロに任せましょう
DVD作成は難しそうに見えても、手順と注意点さえ守れば成功率99%です!
関連リンク|次に読むべき記事
まずは無料でチャレンジしてみよう
まずはBurnやDVDStylerを使って、
自分でDVD作成にチャレンジしてみましょう。
「やってみたけどうまくいかない」「忙しくて時間が取れない」という場合は、
DVD書き込み代行サービスもご検討ください。
あなたの大切な映像を、最高の形でDVDに残しましょう!